2026年3月28日土曜日

受験戦略シリーズ AO・推薦って何してる人が受かるの?

ハイどうも✋ ミスタートーゲです。

AO・推薦の正体を理解している人はほぼいません。結論から言います。

AO・推薦で見られているのは「この人を合格させる理由があるか」
大学のアドミッションポリシー(求める学生像)にどれだけ合致しているかが問われます。

学力はどう扱われるのか

「学力だけじゃない」は正しい。ただし「学力は関係ない」は誤りです。

2021年度の入試改革以降、総合型・学校推薦型では小論文・プレゼン・資格検定または共通テストのうち少なくとも一つによる学力評価が義務化。「学力は一切見ない」は古い情報です。

見られているのはこの3つ

志望理由

「なんとなく行きたいです」は即終了です。大学側が見ているのはここ。

なぜこの大学・この学部なのか
入学後に何を学びたいのか
将来何をしたいのか
過去の経験・現在の関心・将来の目標がつながった一貫したストーリーがあるかどうかが評価されます。
活動実績

「大会優勝がないと無理」は誤解です。評価されるのは実績の規模ではなく、取り組みへの姿勢と考察の深さです。

実績の例
  • 部活を3年間継続
  • 探究活動の深掘り
  • ボランティア・地域活動
  • 資格・検定の取得
評価のポイント
  • 何を考えて行動したか
  • 困難にどう向き合ったか
  • そこから何を学んだか
  • 志望理由との接続
評定(内申)── "大学による"

「評定が足りなければ終わり」は言いすぎです。大学・方式によって大きく異なります。

評定不問の例
  • 慶應SFC
  • 一橋大学(一部学部)
評定要件ありの例
  • 上智大学(4.0以上)
  • 立教大学(3.5〜3.8以上)
「評定が足りないから無理」と諦める前に、志望校の募集要項を必ず確認しましょう。

よくある勘違い

×
「高3で頑張ればいい」→ 活動実績・評定は高1から積み上げるもの。出願は9月以降のため、高3夏には実績が固まっている必要がある。
×
「実績ないから無理」→ 大会優勝は不要。継続・考察・ストーリーが大事。
×
「評定が低いと全部アウト」→ 評定不問の方式・大学が多数存在する。志望校の要件確認が先決。
×
「推薦はズル」→ 準備と設計に時間をかけた人が選ばれる制度。学力一発勝負とは別の難しさがある。

AO・推薦の攻略法

行きたい大学のアドミッションポリシーを読む
その大学の評定要件・選考方式を確認する
志望理由・活動実績・将来像のストーリーを設計する
必要な活動・資格を高1・高2から逆算して積む
一番ヤバいのは何も考えずに高校生活を過ごすこと。評定が足りない・実績がない・志望理由も薄い、の三重苦になります。

AO・推薦の正体は「準備してきた人が勝つ仕組み」

才能じゃない、設計です。
ただし設計の前提は、志望校の制度を正確に把握することから始まります。

ではまた✋ ミスタートーゲでした。

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2026年3月27日金曜日

受験戦略シリーズ 大学受験の仕組み、ちゃんと理解してますか?

ハイどうも✋ ミスタートーゲです。

大学受験を「勉強すれば受かるゲーム」だと思っていませんか?

違います。これは情報と戦略のゲームです。

ここを間違えると、努力が全部ズレます。

大学受験は3種類ある

これを知らない人が多すぎます。選抜方式は大きく3つです。

AO
総合型選抜(AO)
志望理由・活動実績・評定などを総合評価。出願は9月以降。
学校推薦型選抜
評定・校長推薦・活動実績などを評価。指定校・公募に分かれる。
一般選抜
共通テスト・二次試験による学力勝負。国公立の主要ルート。
約6割
私立大の推薦・AO入学者比率
約2割
国公立大の推薦・AO入学者比率
「一般入試だけが受験」という認識は、全体像の一部しか見えていません。

AO・推薦は「学力なし」ではない

かつてのAO入試は書類・面接中心でしたが、2021年度の入試改革以降、状況が変わっています。

2021年度以降、総合型・学校推薦型では小論文・プレゼン・資格検定または共通テストのうち少なくとも一つによる学力評価が義務化。「学力は一切見ない」は古い情報です。

評価の重点はここです。

志望理由・学習意欲
活動実績(部活・資格・課外活動など)
評定(内申点)
小論文・面接・共通テスト等による学力確認
「どう生きてきたか+基礎学力」が問われます。
「高2でほぼ終わり」は言いすぎ。高3夏までの活動も評価対象です。

共通テストの役割

「共通テスト=足切り装置」は難関国公立大の文脈では一部正しいですが、全体像としては不正確です。

2025年度入試では838校以上が共通テストを利用。役割は3つあります。
国公立大の一次試験(足切り・得点加算)
私立大の共通テスト利用入試での合否判定
二次試験免除型の合否判定(大学・学部による)

受験は積み上げゲー

これが受験の本質です。高3から本気を出すのでは、AO・推薦のルートはほぼ閉じています。

高1
内申・基礎固め
活動実績の開始
高2
実力形成
志望校の絞り込み
高3前半
AO・推薦の最終仕上げ
高3後半
共通テスト・二次対策

よくある負けパターン

×
入試制度の最新情報を把握していない(2021年改革後の変化など)
×
一般選抜しか視野に入れず、AO・推薦のルートを捨てている
×
私立と国公立で戦略が違うことを無視している
×
志望校の選抜方式・傾向を調べずに勉強している

大学受験は努力だけでなく、情報と戦略で勝負が決まる。

正しい制度理解 × 自分に合ったルート選択 × 早期からの積み上げ

ではまた✋ ミスタートーゲでした。

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2026年3月26日木曜日

勉強法シリーズ ── まとめ編 数学は才能か努力か

ハイどうも✋ ミスタートーゲです。
ここまでの流れ
  • 問題の読み方
  • 解き方に頼らないこと
  • 演習のやり方
  • 理解の基準

今回はよくあるこの疑問。「数学は才能ですか?」

結論から言います。

才能ではありません。
正確に言うと──才能の影響はあるけど、決定的ではない。

なぜ「才能」と思ってしまうのか

数学が苦手な人ほど、こう感じます。

あの人はすぐ解ける / 自分は時間がかかる / 何回やってもできない

これだけ見ると才能の差に見える。でも実際は違います。

差がついている本当の理由

差がつくポイントはシンプルです。やっていることが違う。

定義を理解している
問題文を正しく読んでいる
計算を工夫している
演習の質が高い
いわゆる「センスがある人」は、無意識に正しいことをやっているだけ。だから速いし正確。でもこれは再現可能です。

努力の方向がズレているだけ

数学が伸びない人は、努力していないわけではありません。むしろかなりやっている人が多い。問題はここ。努力の方向がズレている。

× ズレた努力
  • 解き方の暗記
  • とりあえず問題数をこなす
  • 読まずに解く
○ 正しい努力
  • 定義を理解する
  • 問題文を正しく読む
  • 考えてから解く
  • 再現できるまでやる
ズレた努力をいくら続けても、伸びません。

数学は才能か努力か?

正しい努力をした人が伸びる。
才能の差はゼロではないですが、それ以上に大きいのはやり方の差

もし今「自分は才能がない」と思っているなら

それは違います。必要なのはやり方を変えること
ここまで話してきた内容を実践すれば、結果は必ず変わります。

ではまた✋ ミスタートーゲでした。

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2026年3月25日水曜日

勉強法シリーズ ── 理解の基準 数学はどこまで理解すればいいのか

ハイどうも✋ ミスタートーゲです。
ここまでの流れ
  • 問題の読み方
  • 解き方に頼る危険性
  • 演習のやり方

今回はこれです。「理解したつもり」で止まっていないか?

多くの受験生が悩むのがこれ。「どこまで理解すればいいんですか?」

結論から言います。

"解ける"だけでは不十分です。

よくある「理解したつもり」

解説を読んで分かった気になる / 一回解けたからOKにする

これ、全部危険です。

再現できない理解は、理解ではないから。

理解の基準はシンプル

じゃあどこまでやればいいのか。基準はこれです。

初見の問題でも対応できるかどうか。

数学は同じ問題は出ません。覚えた解き方・見たことある問題だけでは通用しない。必要なのは状況に応じて使える理解です。

具体的にどのレベルか

到達すべき理解はこの3つです。

定義が説明できる
自分の言葉で言い換えられる状態
公式の意味が分かる(作れる)
なぜその式になるのかを説明できる
条件を見て使うべきものを判断できる
初見の問題に対応できる
ここまでいければ、かなり強いです。

でもここで終わりじゃない

もう一つ重要なこと
スピード

理解していても遅ければ点数になりません。だから演習で精度とスピードを上げる

数学の理解とは

説明できる
再現できる
初見に対応できる
速く正確に解ける

ここまでいって初めて「理解している」と言えます。

ではまた✋ ミスタートーゲでした。

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2026年3月24日火曜日

勉強法シリーズ ── 演習編 数学の演習でやってはいけないこと

ハイどうも✋ ミスタートーゲです。
前回の記事
「数学は"解き方"を覚える教科ではない」という話をしました。今回はその続きです。

はっきり言います。数学が伸びない人のほとんどは、演習のやり方を間違えています。問題を解いているのに伸びない。その原因はここにあります。

とりあえず手を動かす

問題を見てすぐ式を書き始める、計算を始める。これ、かなり多いです。

読めていない状態で解き始めている。当たるか外れるかの勝負になります。
解説を読んで終わる

解けなかったとき、解説を読んで「なるほど」で終わる。これもアウトです。

その場では理解した気になりますが、自分で再現できないと意味がない。
計算を雑にやる

数学ができない人ほど計算を適当にやります。そのまま計算する、工夫しない、大きい数のまま進める。

これではミスが増えます。
数学ができる人は常に計算を軽くする工夫をしています。約分する、因数分解する、式を整理する。
「基本問題=簡単」と思っている

学校の問題集だとA問題=基本、みたいな扱いになっています。でも実際は違います。

基本問題=土台。ここができないと、応用は絶対に解けません。
A問題ができたくらいでは受験では戦えない。ここを勘違いしないこと。
解き方を暗記しようとする

一番やりがちで、一番伸びないやり方です。

暗記でやるとすぐに崩れます。
数学は理解すれば忘れにくい教科

正しい演習とは何か

やることはシンプルです。

問題文を正確に読む
使う定義や考え方を確認する
自分で解く
再現できるまでやり直す

数学の演習で大事なのは量ではなく質

この5つを外さなければ、確実に伸びます。

まとめ

読まずに解かない
分かった気で終わらない
計算を雑にしない
基本をなめない
暗記に逃げない
次回予告

「数学はどこまで理解すればいいのか」
ここが曖昧な受験生はかなり多いです。

ではまた✋ ミスタートーゲでした。

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2026年3月23日月曜日

思考系コンテンツ ── 数学の本質 「1+1=2」、本当に"絶対"ですか?

ハイどうも✋ ミスタートーゲです。
1 + 1 = 2

これ、当たり前ですよね。
でも今日は、あえて言います。
それ、本当に"絶対"ですか?

まず前提

数学の中では、1+1=2は絶対です。これは感覚じゃない。ルールで決まっています。

定義があって → 定理があって → そこから導かれている。だからブレない。

でもここで、一回止まってほしい。それ、どの世界の話ですか?

日常に戻ると変わる

りんご1個 + 1個
= 2個 → 成立する
水1滴 + 1滴
= 1滴 → 混ざって1つになる
赤 + 青
= 紫 → 2色じゃない、新しい1つ
"1" + "1"
= "11" → JavaScriptなど一部の言語では文字列として結合される
「数えているのか」「変化しているのか」「何の言語のルールか」で結果が変わる。どれも間違いじゃない、ルールが違うだけ。

じゃあ結論

1+1=2は"条件付きの真実"です。

ここで一段レベルを上げます。できる人は、「1+1=2」を覚えているんじゃない。"なぜそうなるか"を理解している。

1+1 = 3-1
引き算のルートで2に行く
1+1 = 4÷2
割り算のルートで2に行く
1+1 = 2-0
引いてゼロで2に行く
見てほしいのはそこじゃない。"どのルートで2に行ってるか"です。答えじゃない。構造です。

現実世界ではもっと広がる

1+1 > 2
チームで結果が出るとき。一人じゃ無理だったことが、二人ならできる。
1+1 = 1
何かと何かが融合して、まったく新しいものになるとき。

「1+1=2」は、一つの見方でしかない。

まとめ
数学の中では絶対
現実では文脈によって変わる
ルールが違えば結果も違う

だから大事なのは、式を覚えることじゃない。

「この式は、どのルールの中で成り立っているのか?」
ここを考えること。これができると、数学も現実も全部見え方が変わります。

「1+1=2」を疑えって話じゃないです。むしろ逆。

ちゃんと理解しろって話です。
当たり前をそのままにするな。一回壊せ。
そこから、本当の理解が始まります。

ではまた✋ ミスタートーゲでした。


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