進路面談をしていると、よく聞く質問があります。
「なぜその大学を志望しているの?」
すると、意外と答えられない人が多いです。
よくある理由の例
こんな答えが多い偏差値が合っているから。
家から通えるから。
親に勧められたから。
有名だから。
家から通えるから。
親に勧められたから。
有名だから。
それも理由ではあるもちろん、それも理由です。
でも、本人が納得して話している感じではありません。
でも、本人が納得して話している感じではありません。
だから「志望理由が言えない自分はダメなんだ」と思ってしまう人もいます。
でも私は、志望理由が言えないこと自体は問題ではないと思っています。
高校生なのですから、最初から明確な理由を持っている人の方が少数派です。
問題ではない志望理由が言えないこと
これが問題志望理由を考えようとしていないこと
先生自身の話
私は高校生の頃、今ほど明確な進路の考えはありませんでした。理学部と工学部の違いもよく分かっていませんでした。研究内容も知りませんでした。大学について知らないことだらけでした。だから立派な志望理由なんて作れません。
でも、それは情報不足だっただけです。能力不足ではありません。
進路選択で重要なのは、最初から答えを持っていることではありません。
調べながら答えに近づいていくことです。
調べながら答えに近づいていくことです。
志望理由の作り方
では、志望理由はどうやって作ればよいのでしょうか。
私は、3つの質問を自分にしてみることを勧めています。
1
なぜその分野に興味を持ったのか
数学が好きだから。生物が好きだから。機械に興味があるから。ゲームを作ってみたいから。
きっかけは小さくても構いません。
2
その大学で何を学びたいのか
大学名ではありません。学ぶ内容です。研究室、授業、教授、カリキュラム。ホームページを見るとヒントがあります。
3
卒業後にどんな方向へ進みたいのか
職業まで決まっていなくて大丈夫です。研究職なのか、公務員なのか、企業なのか、大学院なのか。なんとなくでも構いません。
この3つをつなげると、少しずつ志望理由が見えてきます。
高校生の中には、「将来の夢がないので志望理由が作れません」と言う人がいます。
でも、夢がなくても進路は決められます。
そうではない進路選択は
夢を見つける作業
夢を見つける作業
これが正しい情報を集めて
仮説を立てる作業
仮説を立てる作業
だから、将来の夢が決まっていなくても大丈夫です。
むしろ、調べながら興味を見つけていく人の方が多いです。
志望理由とは何か
志望理由は完成品ではありません。高校生の段階では仮説です。大学へ進学して変わることもあります。学んでいるうちに興味が変わることもあります。それでいいのです。
大切なのは、自分なりに考えていることです。
まとめ
- 志望理由が言えないことは問題ではない。調べずに決めることが問題。
- なぜ興味を持ったのか、何を学びたいのか、卒業後どうなりたいのか——この3つを考えてみる。
- 進路選択に必要なのは、最初から正解を知っていることではない。
- 情報を集めながら、自分なりの答えを作っていくことでいい。
核心メッセージ
志望理由とは、その過程で少しずつ形になっていくものです。
最初から答えを持っている必要はありません。調べながら、考えながら、近づいていけばいい。
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