ハイどうも✋、ミスタートーゲです。
今日は「まじめに勉強してるのに、なぜか伸びない人」にありがちな話をしましょう。
テーマは――
「問題集を順番通りにしか解かない」勉強法。
一見、いいことに聞こえますよね。
「最初からきちんとやる」「最後までやりきる」
これ、まじめな人の典型的なスタイルです。
でも実はそれ、言い方わるいですが“伸びない勉強法”なんですよ。
📘 順番通り勉強の“構造的な落とし穴”
数学の問題集って、大体やさしい問題から難しい問題へと並んでます。
だから「順番にやれば自然と力がつく!」と思いがちなんですが――
残念ながら、それは“設計者の順番”であって、“あなたの成長順”じゃないんです。
たとえば、こういうことが起きます👇
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序盤でつまずいて、先に進めない。
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得意分野を後回しにして、伸びどきを逃す。
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テスト本番では、出題の順番なんて関係ない。
でも、もっと怖いのはここから。
👉 「自分でできる問題」と「できない問題」の区別がつかなくなる。
順番を追うことに集中しすぎて、
「考える勉強」から「作業する勉強」に変わっちゃうんです。
最初のうちはページが進む達成感で気持ちいい。
でも、それは“理解した気”であって、“理解した”じゃない。
まじめな人ほど、ここでハマります。
⚙️ 改善法:順番を壊せ。戦略的ランダム学習!
じゃあどうすればいいのか?
答えはシンプル。
「順番」じゃなく、「目的」で進む」こと。
具体的にはこんな感じ👇
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まず全体をざっくり見る。
→ どんな単元があるか、全体像をつかむ。 -
得意単元から攻める。
→ 「できる感」を味方にすると、理解スピードが上がる。 -
つながる単元を横断して学ぶ。
→ たとえば「二次関数」と「図形と方程式」は親戚みたいな関係。
一緒にやると理解が深まる。 -
テスト前は“シャッフル解き”。
→ 問題集の後半や模試問題をランダムにピックアップ。
本番に近い“順番ナシの実戦力”を鍛えよう。
💡 まとめ:順番にこだわるな、思考の流れを作れ
順番通りにやる勉強法って、安心できます。
でもその安心感こそが、思考停止の始まり。
伸びる人は、
「問題の順番」より、「思考の順番」を自分でデザインしてる。
問題集は“読むもの”じゃなく、“使うもの”。
順番を壊したとき、はじめて“自分の勉強”が始まります。
🗣️ 最後にひとこと
問題集は“本”じゃない。
読み物じゃなく、“トレーニング器具”。
スクワットだけ延々やっても、全身は鍛えられない。
勉強も同じ。動かすべきは、脳の全部です。

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