2025年12月11日木曜日

【結論】今の高校生(中学生も)、"考える前に解こうとして"数学で詰んでます。

 ハイどうも✋ミスタートーゲです✋

今日はちょっと本質的な話をします。

最近の高校生を見ていて、強烈に感じることがあります。


✔ 数学でつまずく原因の8割

それは「判断のプロセスを飛ばしている」ということ。

数列を例にいきましょう。

本来、問題を解く流れはこうです👇

  1. 数を並べてみる(観察)
  2. 規則を判断する(分析)
  3. 式を立てて計算する(処理)

この3ステップが数学の"思考の筋道"です。

でもね。

今の高校生、①②を飛ばしていきなり③から入るんですよ。


✔ いきなり式!いきなり計算!そりゃ解けません。

いきなり数式を書き始めて、
手が止まり、
「わかりません…」と固まる。

いや、わからんよそれは。
まだ"何をしようとしてるか"が決まってないんだから。

たとえるなら、

  • 目的地を決めずにナビを起動
  • 料理のレシピを読まずにいきなり炒め始める

そんな感じ。


✔ なぜ①②ができないのか?

ちゃんと理由があります。

① "即答"文化の弊害

スマホで何でも答えが出るから、
判断する体験が圧倒的に少ない。

② 正解至上主義

「正解を早く出す=賢い」という誤った価値観に飲まれている。

③ 演習量はあるけど"思考量"が足りない

問題集をたくさん解くけど、
問題を観察する習慣がない。


✔ 観察と判断ができる生徒は数学が強い

数学の差はここです。

  • 式を知っているか
  • パターンを覚えているか

ではありません。

"観察→判断→処理"の3段階を自然に踏んでいるかどうか。

これだけで、
難問耐性も、応用力も、得点力も段違いになります。


✔ じゃあ何をすればいいのか?

答えはシンプル。

①②(観察・判断)を意識してトレーニングするだけ。

たとえば数列なら、
初項から数項分を書き出して、
「どんな動きしてる?」と必ず言語化する。

それだけで劇的に変わります。


🔚 最後に

数学で苦しむ生徒の多くは、
"考えずに解き始めるクセ"が原因です。

これは才能でもセンスでもなく、
単なる習慣の問題。

逆に言えば、
"観察と判断"のステップを丁寧にするだけで、
数学はもっとラクに、もっと分かりやすくなります。

ではまた次回✋




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