2025年12月9日火曜日

共通テスト物理は"公式暗記"で死にます ——法則理解+根拠取りで点数は安定する

ハイどうも✋ミスタートーゲです✋


 今日は共通テスト物理の話。


 いきなり結論からいきます。


✔ 物理に公式はない。あるのは自然法則だけ。


「公式覚えたら点取れるんでしょ?」 こういう考え方、物理では完全にアウトです。



物理は"丸暗記"で勝てるゲームじゃありません。 自然界のルール(=法則)を理解して、それを説明できるか。 これだけが勝負です。




◆ 力学が伸びない最大の理由

生徒を見ていて思うのは、 "力の向き"が曖昧なまま進んでるケースがめちゃくちゃ多い。

例:摩擦力 「反対向きに働く力でしょ?」 ……まぁ半分正しい。でも本質はそこじゃない。

  • 静止摩擦力:状況によって大きさが変わる。静止状態のみで釣り合いの式を作る。
  • 最大静止摩擦力:動き出す瞬間に働いていることを理解しておく
  • 動摩擦力:動いているときに働く摩擦力
  • 向き:「相対運動を妨げる方向」

これが説明できないと、 共通テストの文章問題で絶対崩れます。



◆ "法則→式"の流れができれば物理は勝てる

物理ができる人は、公式を覚えてるわけじゃない。 法則から式を導くことができる。

たとえば円運動の

F = mv²/r

これも"覚えて"るんじゃなくて、

向心加速度 a = v²/r → F = ma に代入する

はい終わり。

こんな感覚です。



そして共通テストで超大事なのがこれ👇


必ず式を立てて、根拠を取ること。

選択式だからって"なんとなく"で選んだら負けます。 安定して80点以上を出してくる子は、全員こう言います。

「一応、式で確認しときました」

これが強い。 根拠があるからブレない。 どんな設定でも動じない。

逆に根拠無しの子は、 問題の設定が変わった瞬間に沈みます。




◆ 共通テストに刺さる勉強法

① 法則を"説明できるレベル"で理解

  • なぜその力が生じるの?
  • なぜその式になるの?
  • 図にしたらどう動くの?

これが言えれば合格。

② 法則→立式→計算 の3ステップを毎回やる

「合ってる気がする」は一番危険。

③ グラフを読み取れるようにする

  • 傾き = 意味がある
  • 面積 = 意味がある

ここを押さえると得点が跳ね上がる。

④ 過去問は"分析しながら"解く

"できた・できない"で終わる子は伸びません。 なぜ間違えたか、どの法則の理解が甘かったか。 ここまで掘り下げて初めて力になる。




◆ まとめ(今日の真理)

✔ 物理に公式はない。全部法則。

 ✔ 法則が理解できれば、高得点はほぼ決まる。

 ✔ 立式して根拠を取ると、点が安定する。 

✔ 暗記で挑むと共通テストに負ける。


物理は"理解の科目"。 ここを押さえれば、共通テストは必ず伸びます。



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