ハイどうも✋ミスタートーゲです✋
今日は共通テスト物理の話。
いきなり結論からいきます。
✔ 物理に公式はない。あるのは自然法則だけ。
「公式覚えたら点取れるんでしょ?」 こういう考え方、物理では完全にアウトです。
物理は"丸暗記"で勝てるゲームじゃありません。 自然界のルール(=法則)を理解して、それを説明できるか。 これだけが勝負です。
◆ 力学が伸びない最大の理由
生徒を見ていて思うのは、 "力の向き"が曖昧なまま進んでるケースがめちゃくちゃ多い。
例:摩擦力 「反対向きに働く力でしょ?」 ……まぁ半分正しい。でも本質はそこじゃない。
- 静止摩擦力:状況によって大きさが変わる。静止状態のみで釣り合いの式を作る。
- 最大静止摩擦力:動き出す瞬間に働いていることを理解しておく
- 動摩擦力:動いているときに働く摩擦力
- 向き:「相対運動を妨げる方向」
これが説明できないと、 共通テストの文章問題で絶対崩れます。
◆ "法則→式"の流れができれば物理は勝てる
物理ができる人は、公式を覚えてるわけじゃない。 法則から式を導くことができる。
たとえば円運動の
F = mv²/r
これも"覚えて"るんじゃなくて、
向心加速度 a = v²/r → F = ma に代入する
はい終わり。
こんな感覚です。
そして共通テストで超大事なのがこれ👇
✔ 必ず式を立てて、根拠を取ること。
選択式だからって"なんとなく"で選んだら負けます。 安定して80点以上を出してくる子は、全員こう言います。
「一応、式で確認しときました」
これが強い。 根拠があるからブレない。 どんな設定でも動じない。
逆に根拠無しの子は、 問題の設定が変わった瞬間に沈みます。
◆ 共通テストに刺さる勉強法
① 法則を"説明できるレベル"で理解
- なぜその力が生じるの?
- なぜその式になるの?
- 図にしたらどう動くの?
これが言えれば合格。
② 法則→立式→計算 の3ステップを毎回やる
「合ってる気がする」は一番危険。
③ グラフを読み取れるようにする
- 傾き = 意味がある
- 面積 = 意味がある
ここを押さえると得点が跳ね上がる。
④ 過去問は"分析しながら"解く
"できた・できない"で終わる子は伸びません。 なぜ間違えたか、どの法則の理解が甘かったか。 ここまで掘り下げて初めて力になる。
◆ まとめ(今日の真理)
✔ 物理に公式はない。全部法則。
✔ 法則が理解できれば、高得点はほぼ決まる。
✔ 立式して根拠を取ると、点が安定する。
✔ 暗記で挑むと共通テストに負ける。
物理は"理解の科目"。 ここを押さえれば、共通テストは必ず伸びます。
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