ハイどうも✋ミスタートーゲです✋
今回は「志望理由書を書く前にやるべきこと」、これをやります。
推薦入試が近づくと、こんな相談を受けます。
「先生、志望理由書が書けません。」
「何を書けばいいのか分かりません。」
「書き始めても全然進みません。」
実は、これは特別なことではありません。毎年、多くの高校生が同じ悩みを抱えています。
でも、私はそんな生徒に、すぐ「書き始めよう」とは言いません。まず最初に伝えることがあります。
志望理由書は「文章力」を見るものではない
志望理由書という名前を聞くと、「上手な文章を書かなければいけない。」と思う人がいます。
でも、大学が見ているのは、文章のうまさではありません。大学が知りたいのは、
「なぜ、この大学なのか。」
「なぜ、この学部なのか。」
「大学で何を学びたいのか。」
「卒業後に何をしたいのか。」
ということです。つまり、文章を書くことが目的ではありません。自分の考えを伝えることが目的なのです。
「何を書くか」が決まっていない人が多い
志望理由書が書けない原因は、文章力ではありません。一番の原因は、書く材料がないことです。
例えば、「看護師になりたいです。」これは志望理由でしょうか。実は、これだけでは理由になっていません。
大学が知りたいのは、その先です。なぜ看護師になりたいのか。いつそう思ったのか。どんな経験がきっかけだったのか。大学で何を学びたいのか。卒業後はどんな看護師になりたいのか。
そこまで考えて初めて、志望理由になります。
「人を助けたい」は悪くない。でも、それだけでは足りない。
看護学部を受験する生徒から、よく聞く言葉があります。「人を助けたいからです。」
もちろん、その気持ちは素晴らしいと思います。でも、多くの受験生も同じことを書きます。そこで終わってしまうと、大学の先生には、あなたらしさが伝わりません。
「人を助けたいからです。」
そこで終わってしまう。多くの受験生も同じことを書く。
家族の入院/ボランティア/高齢者との関わり/部活動の経験
その出来事が、今の自分の考えにどうつながったのかを書く。
経験が、あなたにしか書けない志望理由書になります。
大学は「未来」を見ています
高校生は、どうしても高校生活ばかりを書こうとします。しかし、大学が知りたいのは、過去だけではありません。むしろ、未来です。
大学で何を学びたいのか。どんな研究をしたいのか。どんな資格を取りたいのか。卒業後は、どんな仕事に就きたいのか。
大学は、「この学生は4年間、本気で学ぶだろうか。」という視点で見ています。だからこそ、未来まで考えることが大切です。
高校生だった頃の自分なら
高校生だった頃の自分なら、志望理由書は、「早く書き始めた人が有利」だと思っていました。だから、とりあえず文章を書いて、先生に直してもらえばいいと思っていました。
でも、塾講師になって、今は、まったく違う考えです。大切なのは、早く書くことではありません。
考える時間を惜しまない人ほど、最後には説得力のある志望理由書になります。
私はこう思います
私は、志望理由書とは、「自分の人生を整理する時間」だと思っています。
これまで何を経験してきたのか。何に興味を持ったのか。なぜその大学なのか。卒業後は、どんな社会人になりたいのか。
これらを一つひとつ考えていくと、自然と志望理由書は完成していきます。逆に、それを考えずに文章だけを書こうとしても、内容の薄い志望理由書になってしまいます。
志望理由書を書く前に考えてほしい5つの質問
私は、生徒に必ず次の5つの質問をします。
この5つに答えられるようになると、志望理由書は驚くほど書きやすくなります。
まとめ
志望理由書は、文章を書く試験ではありません。自分の考えを伝える試験です。だからこそ、最初にやるべきことは、パソコンを開くことでも、原稿用紙に向かうことでもありません。
- なぜこの大学なのか。
- なぜこの学部なのか。
- 将来どんな自分になりたいのか。
自分自身と向き合うことです。
その答えが見つかれば、志望理由書は「書くもの」ではなく、「自分の考えを言葉にするもの」へと変わります。
推薦入試は、大学に合格するためだけのものではありません。これからの人生を考える、最初の大きな一歩です。
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