2026年1月20日火曜日

受験生が本当に見るべき「データリサーチ」のポイントとは?

 ハイどうも✋ミスタートーゲです✋

共通テスト後、多くの受験生がまず見るもの。 それがデータリサーチです。

そして、真っ先に目に入るのが A判定・B判定・C判定

ですが、最初にはっきり言います。

判定だけを見て一喜一憂するのは、かなり危険です。


そもそもデータリサーチには何が載っているのか

データリサーチには、主に次の情報があります。

  • 判定(A〜E)
  • あなたの得点
  • 志望者内順位
  • 合格者平均点・ボーダーライン(予測)
  • 志望者分布

多くの受験生は 「判定」→「点数」までしか見ていません。

しかし、本当に重要なのはその先です。


判定の意味を正しく理解しよう

まず、判定が何を意味するのか理解しておきましょう。

河合塾の判定基準

  • A判定:合格可能性80%以上
  • B判定:合格可能性65%
  • C判定:合格可能性50%
  • D判定:合格可能性35%
  • E判定:合格可能性20%以下

ベネッセ・駿台の判定基準

  • A判定:合格可能性80%以上
  • B判定:60%以上80%未満
  • C判定:40%以上60%未満
  • D判定:20%以上40%未満
  • E判定:20%未満

判定はあくまで過去の統計に基づいた可能性であって、 合格を保証するものでも、不合格を確定するものでもありません。


一番大事なのは「今の順位」

まず必ず見るべきなのは、 志望者の中での順位です。

なぜなら、大学入試はシンプルに言うと

定員以内に入れるかどうか

ただそれだけだからです。

  • 定員100人
  • あなたの順位が120位

この場合、 あと20人分、上に行く必要があるという事実が見えます。

判定よりも、 この「距離感」を把握することが最優先です。

重要なポイント: 倍率3倍の試験で定員30名の場合、志望者は約90名集まります。 共通テストの成績が15位〜20位なら、二次試験での逆転は十分可能です。 定員30名に対して順位が35位のE判定なら、まだチャンスはあるのです。


次に見るべきは「あと何点足りないか」

順位が分かったら、次に見るのはここ。

ボーダーラインに到達するために、あと何点必要か

  • 自分の点数
  • ボーダーライン(予測)
  • その差

この「点差」が分かれば、

  • どの科目を伸ばすべきか
  • 現実的に逆転可能か

が、感情ではなく数字で判断できます。


C判定が本当に「危険」なのか?

ここでよくある誤解。

C判定=厳しい A判定=安心

これは半分正解で、半分間違いです。

例えば、

  • C判定だが、ボーダーまであと5点
  • A判定だが、ボーダーとの差がたった8点

この場合、 実は両者の差はほとんどありません。

判定ではなく、 「ボーダーから何点上(下)にいるか」 ここが最大の判断材料です。

C判定は合格可能性50%。 つまり、ここから頑張れば合格にも不合格にも転びます。 特に、夏までにC判定を取っている現役生は、秋以降の追い込みで十分逆転可能です。


A・B判定の人こそ見るべきポイント

実は、A判定・B判定の人ほど データリサーチを甘く見がちです。

重要なのは、

  • 自分はボーダーより何点上か
  • その点差は「1科目のミス」で吹き飛ばないか

もしアドバンテージが、

  • 3点
  • 5点

しかないなら、 安心できる状況ではありません。

事実として:

  • A判定でも5人に1人は不合格
  • B判定では約3人に1人が不合格

A判定でも、 「安全圏」とは限らないのです。

さらに、特定の科目だけで点数を稼いでいる場合は要注意。 得意科目はこれ以上伸びる可能性が低いため、 他の受験生が追い上げてくると、相対的に順位が下がってしまいます。


D・E判定からの逆転は可能か?

D判定・E判定は確かに厳しい数字です。

しかし、時期によって意味が大きく変わります。

夏までの模試でD・E判定の場合:

  • 現役生は秋以降に大きく伸びる
  • 部活引退後、本格的な受験勉強に専念できる
  • 逆転合格は十分可能

11月以降の模試でD・E判定の場合:

  • 残り時間が限られている
  • 志望校変更も視野に入れる必要がある
  • それでも挑戦する場合は、明確な学習計画が必須

重要な事実: 実は、受験者の5〜6割がE判定になります。 E判定だからといって、特別に落ち込む必要はありません。 ただし、「今のままでは厳しい」という現実を直視し、 具体的な対策を立てることが重要です。


判定は「結果」ではなく「目安」

判定はあくまで、

  • 過去データ
  • 志望者分布

から出された統計的目安です。

合否を決めるのは、

  • 本番の点数
  • その年の問題
  • 他の受験生の出来

つまり、変数だらけ

だからこそ、 変わらない指標である

  • 順位
  • 点差

を見る必要があります。

データリサーチの種類について: 現在、共通テストリサーチを実施しているのは以下の3つです。

  • 河合塾(共通テストリサーチ・バンザイシステム)
  • 駿台・ベネッセ(データネット・インターネット選太君)
  • 東進(共通テスト合否判定システム)

それぞれ判定基準やデータ集計方法が異なるため、 1社の結果だけを鵜呑みにせず、複数の判定を比較することが大切です。


国公立と私立でデータリサーチの見方は違う

国公立大学の場合:

  • 共通テスト+二次試験の総合点で合否が決まる
  • 二次試験の配点が高い場合、共通テストの判定は参考程度
  • 二次試験で得意科目があれば、逆転の可能性は十分ある

私立大学(共通テスト利用)の場合:

  • 共通テストの点数だけで合否が決まる
  • ボーダーラインがより重要
  • 判定の信憑性は国公立より高い

国公立志望の場合、 二次試験で何点取れば合格できるかを逆算することが重要です。


まとめ:データリサーチはこう見ろ

最後に、見る順番をまとめます。

① 判定は参考程度に留める 

② 志望者内での順位を確認

 ③ 定員までの人数差を把握

 ④ ボーダーまでの点差を確認

 ⑤ 自分のアドバンテージ(または不足分)を数値化する

 ⑥ 二次試験の配点と得意科目を考慮する

 ⑦ 複数の予備校の判定を比較する

この見方ができるようになると、 次にやるべき勉強が自然と決まります。

受験は運ではありません。 数字をどう読むかで、行動が変わり、結果が変わります。


最後に:判定に振り回されないために

データリサーチは強力なツールですが、 それに振り回されてメンタルを崩す受験生も少なくありません。

覚えておいてほしいこと:

  • 判定は「現時点での」学力を示すもの
  • これからの努力で十分に変えられる
  • D・E判定から逆転合格した先輩は実際にいる
  • A判定でも油断して不合格になった人もいる

大切なのは、 データを冷静に分析し、具体的な行動に移すこと

判定に一喜一憂する時間があったら、 1問でも多く過去問を解きましょう。

あなたの合否を決めるのは、判定ではなく、これからの行動です。


このブログが皆さんの出願戦略の参考になれば幸いです。 データリサーチを正しく活用して、志望校合格を掴み取ってください!

質問や相談があれば、いつでも塾に来てくださいね✋


関連記事

「この点数で受かりますか?」と検索している君へ


学習塾宗樹舎のHPはこちら👉https://soukisya.com/

0 件のコメント:

コメントを投稿