こんにちは。
今日から、高校入試のことを少しずつブログに書いていきたいと思います。
令和5年度の新潟県の高校入試の結果を知っていますか?新潟県では入試後、5月に入ると、その年の入試の結果を公表しています。ここ2年、中学3年生の入試の結果は徐々に下がっています。高校の学習指導要領、教科書などの改訂や大学入試の問題の難化などの影響もあり、高校入試の問題も変わってきていることが1つの要因として考えられます。
その年の子どもたちの学力も関係していると思いますが、学力そのものがここ2年では低下傾向にあります。県内全域の入試の平均点では、201~250点に山があります。この傾向はこの2年変わっていませんが、占有率は変わっており、今年度の入試では昨年度より、201~250点の平均点の子どもが増えています。
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kotogakko/r5senbatsukekka.html
(令和5年度新潟県公立高等学校入学者選抜結果)
入試の問題傾向の変更などによって、受験生たちがテストの点数を下げてしまうことはよくあることですが、ここにきて点数が延びなくなっていることを考えると、このコロナによって、学力そのものが大きく影響を受けている可能性や対応に迫られていた学校での教育など様々なことが関係していると思われます。もちろんその中で塾の役割がどう機能していたかも大事なポイントになると思います。
塾での指導の中でも学力の低下は感じていましたが、いざ実際の数値を目にすると、大きく影響が出ているなと感じてしまいます。ただ単にコロナのせいにするわけにはいかないと思いますが、今後塾で改めて学力の向上のためにできることを実践していかないといけないなと感じるデータとなっていました。
次回は国語について書いていこうと思います。