美術やデザインを本格的に学びたい受験生に人気の「長岡造形大学」。
国公立でありながら、実技中心の教育を行う全国的にも珍しい大学です。
この記事では、長岡造形大学の偏差値・入試方式・学費・就職実績・オープンキャンパス情報をまとめました。受験を考えている高校生や保護者の方に役立つ情報を、わかりやすく解説します。
🎨 長岡造形大学とは?
長岡造形大学は、新潟県長岡市にある公立の美術系大学です。
学部は「造形学部」ひとつですが、その中に以下のような分野が用意されています。
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美術
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工芸
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デザイン(グラフィック・プロダクトなど)
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建築
私立美大と比較すると学費が安く、国公立ならではの安心感がありつつ、実技中心の本格的な教育が受けられるのが大きな特徴です。
📊 長岡造形大学の偏差値
長岡造形大学の偏差値は、全国の美大の中では中堅クラスに位置します。
河合塾や進研模試のデータでは、おおよそ 偏差値45〜52前後 が目安。
📌 注意点
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学科試験(共通テスト)の配点はそこまで高くない
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実技試験の出来が合否を大きく左右する
「偏差値が低いから入りやすい」と思うのは大間違い!
デッサン・色彩・立体などの実技力が必須です。
📚 入試方式
長岡造形大学の入試は大きく分けて以下のパターンがあります。
① 一般選抜(共通テスト+実技)
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共通テスト(国語・英語・数学 or 理科・社会)
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実技試験(デッサン・構成など)
学科試験よりも実技試験の比重が高いのが特徴です。
② 総合型選抜(AO入試)
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ポートフォリオ提出
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面接
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小論文
自分の作品をアピールできるチャンス。早めの準備が大事です。
③ 学校推薦型選抜
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調査書・面接
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実技試験を課す場合もあり
💰 長岡造形大学の学費
国公立大学なので、学費は私立美大の半分以下。
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入学金:約28万円
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授業料(年間):約54万円
📌 4年間の合計は 約250万円程度。
私立美大が4年間で800万円近くかかることを考えると、コスト面で大きなメリットがあります。
🌱 学生生活
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雪国ライフ:長岡市は冬になると豪雪地帯に。雪かきは大変ですが、それも学生生活の一部。
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アトリエや工房が充実:木工・金工・デジタル制作設備など、手を動かせる環境が整っている。
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展示会が盛ん:学内外で学生の作品展示が行われ、実力を発揮できるチャンスが多い。
💼 長岡造形大学の就職実績
卒業生の進路は幅広く、就職率も安定しています。
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デザイン事務所(グラフィック・Web・商品企画)
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メーカー(プロダクトデザイン・パッケージデザイン)
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建築設計事務所
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広告代理店
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公務員(文化・デザイン関連)
「美術=就職に弱い」というイメージを持つ人も多いですが、地域や企業と連携した実践教育のおかげで、社会で活躍できるスキルが身につきやすいのがポイントです。
🎯 オープンキャンパス情報
長岡造形大学では毎年、夏と秋を中心にオープンキャンパスが開催されています。
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模擬授業や作品展示
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実技体験
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入試説明会
「どんな先生がいるのか」「学生の作品のレベルは?」を直接見るチャンス。受験を考える人は必ず参加しましょう!
✅ まとめ
長岡造形大学は…
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偏差値は中堅だが、実技力が合否を左右する
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学費は国公立なので私立美大の半分以下
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地域や企業と連携し、実践的な制作を学べる
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就職実績も幅広く安心感あり
👉 「美術・デザインを学びたいけど、学費が不安」
👉 「東京の美大は遠いけど、地方でも本格的に学びたい」
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