2025年9月4日木曜日

【2025年最新】長岡造形大学の偏差値・入試・学費・就職を徹底解説!

 美術やデザインを本格的に学びたい受験生に人気の「長岡造形大学」。

国公立でありながら、実技中心の教育を行う全国的にも珍しい大学です。

この記事では、長岡造形大学の偏差値・入試方式・学費・就職実績・オープンキャンパス情報をまとめました。受験を考えている高校生や保護者の方に役立つ情報を、わかりやすく解説します。


🎨 長岡造形大学とは?

長岡造形大学は、新潟県長岡市にある公立の美術系大学です。
学部は「造形学部」ひとつですが、その中に以下のような分野が用意されています。

  • 美術

  • 工芸

  • デザイン(グラフィック・プロダクトなど)

  • 建築

私立美大と比較すると学費が安く、国公立ならではの安心感がありつつ、実技中心の本格的な教育が受けられるのが大きな特徴です。


📊 長岡造形大学の偏差値

長岡造形大学の偏差値は、全国の美大の中では中堅クラスに位置します。
河合塾や進研模試のデータでは、おおよそ 偏差値45〜52前後 が目安。

📌 注意点

  • 学科試験(共通テスト)の配点はそこまで高くない

  • 実技試験の出来が合否を大きく左右する

「偏差値が低いから入りやすい」と思うのは大間違い!
デッサン・色彩・立体などの実技力が必須です。


📚 入試方式

長岡造形大学の入試は大きく分けて以下のパターンがあります。

① 一般選抜(共通テスト+実技)

  • 共通テスト(国語・英語・数学 or 理科・社会)

  • 実技試験(デッサン・構成など)

学科試験よりも実技試験の比重が高いのが特徴です。

② 総合型選抜(AO入試)

  • ポートフォリオ提出

  • 面接

  • 小論文

自分の作品をアピールできるチャンス。早めの準備が大事です。

③ 学校推薦型選抜

  • 調査書・面接

  • 実技試験を課す場合もあり


💰 長岡造形大学の学費

国公立大学なので、学費は私立美大の半分以下

  • 入学金:約28万円

  • 授業料(年間):約54万円

📌 4年間の合計は 約250万円程度
私立美大が4年間で800万円近くかかることを考えると、コスト面で大きなメリットがあります。


🌱 学生生活

  • 雪国ライフ:長岡市は冬になると豪雪地帯に。雪かきは大変ですが、それも学生生活の一部。

  • アトリエや工房が充実:木工・金工・デジタル制作設備など、手を動かせる環境が整っている。

  • 展示会が盛ん:学内外で学生の作品展示が行われ、実力を発揮できるチャンスが多い。


💼 長岡造形大学の就職実績

卒業生の進路は幅広く、就職率も安定しています。

  • デザイン事務所(グラフィック・Web・商品企画)

  • メーカー(プロダクトデザイン・パッケージデザイン)

  • 建築設計事務所

  • 広告代理店

  • 公務員(文化・デザイン関連)

「美術=就職に弱い」というイメージを持つ人も多いですが、地域や企業と連携した実践教育のおかげで、社会で活躍できるスキルが身につきやすいのがポイントです。


🎯 オープンキャンパス情報

長岡造形大学では毎年、夏と秋を中心にオープンキャンパスが開催されています。

  • 模擬授業や作品展示

  • 実技体験

  • 入試説明会

「どんな先生がいるのか」「学生の作品のレベルは?」を直接見るチャンス。受験を考える人は必ず参加しましょう!


✅ まとめ

長岡造形大学は…

  • 偏差値は中堅だが、実技力が合否を左右する

  • 学費は国公立なので私立美大の半分以下

  • 地域や企業と連携し、実践的な制作を学べる

  • 就職実績も幅広く安心感あり

👉 「美術・デザインを学びたいけど、学費が不安」
👉 「東京の美大は遠いけど、地方でも本格的に学びたい」

そんな受験生におすすめの大学です。

まずはデッサンやポートフォリオの準備を始めつつ、オープンキャンパスでリアルな雰囲気を体感してみてください!


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2025年9月3日水曜日

偏差値だけで判断するのはもったいない!長岡技術科学大学の魅力と就職実績

 

はじめに

「大学は偏差値で選ぶもの」――そう思っていませんか?
実は、入学時の偏差値は低くても、卒業後に大手企業や研究職に進むことができる大学があります。
それが、新潟県長岡市にある長岡技術科学大学(通称:長岡技大)です。

本記事では、塾の近くにある長岡技大の魅力、就職実績、そして「偏差値以上の価値」がある理由をご紹介します。


長岡技術科学大学とは?

  • 国立大学法人(1976年設立)

  • 学部は「工学部」ひとつですが、機械系・電気電子系・情報系・環境系など幅広い専攻をカバー

  • 大学院重点大学として設計されており、学部卒業後にそのまま修士課程へ進学する学生が多い

全国から高専卒の優秀な学生が集まり、独自の学風を築いています。


偏差値は低め?それでもおすすめできる理由

長岡技大の入試偏差値は、首都圏の有名大学に比べれば高くありません。
しかし、出口(卒業後の進路)が圧倒的に強いのが最大の特徴です。

  • 大学院進学率が非常に高く、研究者や技術職としてキャリアを積みやすい

  • 大手メーカー・研究機関への就職実績が豊富

  • 企業からの評価が高く、学歴フィルターにかかりにくい

「入りやすく、出やすい」のではなく、「入りやすく、出た後に強い」大学だといえます。


企業からの高い評価

『日経キャリアマガジン』や就職ランキングでも、長岡技大は常に上位にランクインしています。
特に理工系の企業からは「実践力が高い」「研究が現場に直結している」と高い評価を受けています。

そのため、学歴フィルターを心配せずに大手企業の門を叩ける大学として知られています。


新潟大学工学部との比較(個人的見解)

新潟県内で工学系を学べる代表的な大学といえば、新潟大学工学部長岡技大です。
私個人の見解としては、長岡技大をおすすめします

理由は以下の3つです。

  1. 研究環境と企業連携の豊富さ

  2. 全国的な評価と就職実績

  3. 「大学院重点大学」として高度な教育を受けられる点

新潟大学も素晴らしい大学ですが、出口の強さを重視するなら長岡技大が有利です。


塾卒業生の実績

当塾の卒業生の中にも、長岡技大に進学して大手企業へ就職した例があります。
「身近な大学から、全国に羽ばたいていける」というのは、地元の高校生にとって非常に大きな希望になるはずです。


まとめ:偏差値ではなく「出口」で選ぶ大学

  • 長岡技術科学大学は、偏差値だけでは測れない実力を持つ大学です。

  • 学歴フィルターを気にせず、大手企業・研究機関に進める環境があります。

  • 新潟大学工学部よりも「出口の強さ」でおすすめできる大学です。

進学を考えている高校生の皆さん、ぜひ「偏差値」ではなく「卒業後の未来」を基準に大学を選んでみてください。
長岡技大は、その最有力候補になるはずです。


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2025年9月2日火曜日

勉強のやる気が出ない原因とやる気の出し方【行動からモチベーションを作る方法】

 「勉強のやる気が出ない…」と悩んでいませんか?やる気が出ないのは単なる怠けではなく、原因を理解すれば自然にモチベーションを高めることができます。本記事では、勉強のやる気が出ない理由、やる気の仕組み、そして行動からやる気を生む具体的な方法を解説します。


1. 勉強のやる気が出ない2つの原因

勉強のやる気が出ない人は、大きく分けて2つのタイプがあります。

① 本当にやる気が出ていないタイプ

  • 疲れや集中力低下など、心理的・生理的な理由で行動できない状態。

  • 「やる気が出ない」という発言は、正直な自己認識です。

② 言い訳タイプ(やりたくない理由を探している)

  • やらなきゃいけないことは分かっているけど、心のどこかでやりたくない理由を探している状態。

  • 「眠い」「時間がない」「難しすぎる」などが典型例です。

  • 実際には行動できる余地があり、小さな一歩でモチベーションが高まります。

見分け方のポイント

  • まったく手をつけない → 本当にやる気が出ていない可能性

  • 少しでも始める → 言い訳タイプの可能性


2. やる気は自然に出ない!行動してから生まれる

多くの人は「やる気は待っていれば出る」と思いがちですが、心理学的にはやる気は行動して初めて生まれるものです。

  • 机に座って1問解く、小さな作業を始める

  • 脳が達成感を感じ、やる気が段階的に高まる

つまり、やる気を待つより、まず行動することが最も重要です。


3. 勉強のやる気が出るメカニズム

やる気(モチベーション)は、主に以下の3つの要素で生まれます。

1. 目標の明確さ

  • 具体的で達成可能な目標を立てると行動しやすくなります。

  • 例:「今日は数学の問題を5問解く」と決める

2. 達成感のフィードバック

  • 小さな成功体験が「やればできる」という感覚を作り、次の行動につながります。

  • 例:問題を1問解く → チェックを入れる → 達成感を感じる

3. 環境と習慣のサポート

  • 集中しやすい環境や行動のルーティン化で、やる気に頼らず勉強を続けられます。

  • 例:スマホを遠ざける、決まった時間に机に座る


4. 行動からやる気を生む具体的ステップ

やる気を待つのではなく、行動してモチベーションを作る具体的な方法です。

  1. 小さな目標を設定する

    • 「5分だけ勉強する」「問題を1問解く」など、達成可能な目標から始める

  2. 達成感を可視化する

    • 目標達成したらチェックを入れる、メモするなど、達成感を意識する

  3. 行動しやすい環境を整える

    • 集中できる場所を作る、スマホを遠ざける、机に座る時間を決める


5. まとめ:やる気が出ないときの対処法

  • 勉強のやる気が出ないのは怠けではない

  • 原因は「本当にやる気が出ていない」「言い訳タイプ」「やる気の仕組みを知らない」の3つ

  • まず小さな行動を起こし、達成感と環境を整えることで自然にやる気が生まれる

勉強や仕事で「やる気が出ない」と悩む必要はありません。行動からモチベーションを作る習慣を身につけるだけで、自然に勉強に向かうことができます


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2025年9月1日月曜日

【完全版】数学の問題集を使った効率的な勉強法と復習のコツ

数学の勉強は「解く前」が勝負

数学の問題集やテストを使って成果を出すには、始める前の準備が鍵です。
まずは定義・定理・公式を暗記しましょう。

ポイント

  • 何も見ずに書ける・言える状態にする

  • 自分の言葉で説明できればさらに完璧



ステップ① まずは何も見ずに解く

  1. 問題集を開いたら、解説は見ずに自力で挑戦

  2. 正解なら次の問題へ進む






ステップ② 解けなければ解説を読む

  • 解けなかったら、解説を読み理解する

  • それでも不明点があれば、先生や友人に質問




ステップ③ 再挑戦して定着させる

  • 解説で理解したら、もう一度何も見ずに同じ問題を解く

  • 解けるまで繰り返す

  • 間違いの原因を必ず分析



ステップ④ 繰り返しで力をつける

①〜③を繰り返すことで、数学の基礎力と応用力が確実に伸びます。
テストの得点を伸ばす最大のポイントは、「何も見ずに解ける問題数」を増やすことです。




数学は「やり方を知る」だけでは不十分です。
何も見ずに正解できるまでやり切ることが、成績アップの最短ルートです。

💬 この記事が役立ったら、ぜひコメントであなたの勉強法も教えてください!


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2025年8月31日日曜日

「間違い直しだけでは伸びない?数学で偏差値を上げるために必要な“質問力”とは」

「間違えたら丁寧に直してください」指導だけでは偏差値は伸びにくい理由

数学の成績アップや偏差値向上を目指すとき、多くの生徒が経験するのが「間違えたときに、丁寧に直してください」という指導です。一見、親切でありがたい指導に思えますが、実はこれだけでは十分な学力向上につながらないことがあります。

なぜ「丁寧に直す」だけでは不十分なのか?

間違いを丁寧に直すだけの指導では、

  • なぜ間違えたのかがわからないまま終わってしまう

  • 自分で「どこがわからないのか」を見つける力が育ちにくい

  • どう質問すればよいかもわからず、疑問点が曖昧なままになる

  • 受け身の学習になり、自発的な理解や深い学びに結びつかない

ということが起こりやすいのです。

学力向上に必要なのは「自分で課題を見つけ、適切な質問ができる力」

本当に力をつけるには、

  • 自分の「わからない部分」を正確に見つける

  • どの部分が理解できていないかを具体的に言葉にできる

  • 適切な質問文を作って、効果的に先生や参考書、動画などから答えを得る

というプロセスが欠かせません。

例えば、

「この問題の平方完成のやり方がわかりません。なぜこの形に変形するのか教えてください」

のように質問できると、教える側も的確に説明でき、学ぶ側も理解を深めやすくなります。

先生の指導にも「質問力を育てる」視点が必要

理想的な指導は、

  • 「どこがわからなかったのか言葉にしてみよう」

  • 「どう考えたのか教えて」

  • 「質問を一緒に整理してみよう」

という、自分で考え、課題を発見する力を育てるスタイルです。

まとめ

「間違えたら丁寧に直す」だけの指導は、短期的には間違いの訂正になるものの、学力の本質的な向上にはつながりにくいものです。
偏差値を上げたいなら、まずは自分で「わからない部分」を具体的に見つけ、適切な質問ができる力を身につけることが大切です。

もし質問の仕方がわからなければ、一緒に練習したり文章を考えたりすることもできますので、ぜひ相談してくださいね。


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2025年8月30日土曜日

大学入試の問題はなぜ「答えが一つ」なのか? 〜問題作成者の意図を読み取る力の大切さ〜

大学入試の問題を解いていると、「どうして答えは必ず一つに定まるのだろう?」と思ったことはありませんか?
実は、入試問題には必ず「答えが一つだけ存在する」ように作られている理由があります。そして、その背景には「問題作成者の意図」が深く関わっているのです。

問題作成者の意図とは?

入試問題を作成する人は、「受験生にここを理解してほしい」「この思考の過程を踏んでほしい」という意図をもって問題を設計しています。
そのため、問題文には答えにたどり着くためのヒントや条件が細かく設定されており、それを読み取って正しい解答に導くことが求められます。

つまり、問題作成者は「どういう手順で答えを出すのか」を受験生に示し、その通りに考えてもらうことを期待しているわけです。

だからこそ「読み取る力」が大切になる

このことからわかるのは、入試問題で高得点を取るためには、「問題文を正確に読み取り、問題作成者の意図を理解する力」が欠かせないということです。

  • 何を求められているのか

  • どんな条件を使えば答えが導けるのか

  • どの部分で間違いやすいのか

これらを正確に読み取れるようになることで、答えを早く・正確に導くことができるようになります。

すべての教科に共通する大切な力

この「問題作成者の意図を読み取る力」は、実はすべての教科で共通する重要なスキルです。

  • 数学では、どの公式や定理を使うべきか、問題文の条件から読み取ること。

  • 国語では、文章の作者の考えや問いの意味を正確に理解すること。

  • 英語では、設問の指示や文章のニュアンスを的確に把握すること。

  • 理科・社会でも、資料やデータ、問題文に示された条件を正しく読み解くことが不可欠です。

どの教科でも、「ただ解答を出す」のではなく、「問題が何を求めているのか」「どのような考え方を使えば答えにたどり着けるのか」を読み取ることで、正確かつ効率的に解くことができます。

偏差値が伸び悩む原因は「なんとなく解く」こと

逆に、偏差値が思うように伸びない人は、問題の意図を読み取らずに「なんとなく解いている」可能性が高いです。
ただ闇雲に計算したり、解答の形だけを覚えようとしたりしても、入試の本質を理解できなければ点数は伸びにくいのです。

さらに読み取れるようになると成績はさらに伸びる

問題作成者の意図を読み取れるようになると、

  • 「この問題はここでミスをさせようとしているのか」

  • 「ここを見落とすと間違うな」

という視点も持てるようになります。
これにより、自分が間違いやすいポイントを把握でき、ミスを減らせるため、結果的に成績が大きく上がるのです。

学校ではなかなか教えてくれない現実

残念ながら、多くの学校の授業では「問題作成者の意図を読み取る力」を直接教えることは少ないようです。
公式の授業時間やカリキュラムの都合もありますが、こうした力は受験勉強の中でも非常に重要なスキルであるため、意識して身につけることをおすすめします。


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2025年8月29日金曜日

微積分における時短テクニック!面積公式を使いこなす

 共通テストの数学II・Bで、微積分の問題に時間を取られすぎて困った経験はありませんか?特に面積を求める問題は、真面目に積分計算をすると多くの時間を費やしてしまいがちです。しかし、特定のパターンでは「面積の公式」を使うことで、計算時間を大幅に短縮できます。


なぜ面積の公式を使いこなすべきなのか

学校の定期テストでは、「公式を証明してから使いなさい」と指示されることがあり、積分計算を繰り返すうちに、公式の存在を忘れ、計算が習慣化してしまうことがあります。しかし、入試本番では、いかに早く正確に答えを出すか」が勝負です。限られた時間の中で、積分計算に時間をかけすぎると、他の問題に手が回らなくなってしまいます。

面積の公式は、そのような状況を打破するための強力な武器となります。公式を活用することで、計算ミスを減らし、解答時間を短縮し、他の難しい問題にじっくり取り組む余裕が生まれます。


必ず覚えたい!2つの面積公式

共通テストで頻出する、放物線と直線で囲まれた部分の面積を求めるための公式は、以下の2つです。

1. 放物線と直線の囲む面積

放物線 と直線 の交点の x 座標を α,β () とすると、囲まれた面積 S は次の式で求められます。

この公式を使うことで、積分計算を丸ごとスキップできます。

使用手順:

  1. 放物線と直線の式を連立させて、交点の x 座標 αβ を求める。

  2. 放物線の x^2 の係数 a を確認する。

  3. 公式に α,β,a を代入して計算する。

2. 2つの放物線の囲む面積

2つの放物線 の交点の x 座標を α,β () とすると、囲まれた面積 S は次の式で求められます。

この公式は、放物線が2つある場合でも、同様に簡単に面積を求めることができます。

使用手順:

  1. 2つの放物線の式を連立させて、交点の x 座標 αβ を求める。

  2. それぞれの放物線の x2 の係数 aa の差 を確認する。

  3. 公式に を代入して計算する。


公式を使いこなすための学習法

公式を暗記するだけでは不十分です。実践的な力を身につけるために、以下の学習法を試してみましょう。

  • 演習の多角化: 過去問や市販の共通テスト対策問題集を使って、公式が使える問題に数多く触れる。

  • 二刀流で解く: 一つの問題を「積分計算」「公式」の両方で解いてみる。これにより、公式の有効性を実感すると同時に、計算力も維持できます。

  • 解法の判断: 問題を見た瞬間に、「これは公式が使えるパターンだ!」と判断できる力を養う。

積分計算が習慣になっていることは、基礎力がしっかりしている証拠です。その上で面積公式という強力な武器を使いこなせれば、数学の得点力は大きく向上するでしょう。頑張ってください!応援しています!🎉


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2025年8月28日木曜日

高等部の通常授業、本日から再開です!

高等部は夏期講習が無事に終わり、本日から通常授業が再開となります。

夏休みが終わったとおもったら、来月9月の半ばからはもうテスト対策期間。

受験生はいよいよ学校推薦型、総合選抜型の受験が本格化しますね。

改めて気を引き締めていきましょう!


※虫が苦手な方は以下スクロール注意してください!

夏休み中は塾の卒業生がちょくちょく顔を出してくれるのですが、

こちら、夏の終わりに変わった来客が来ていました。

(虫が苦手な生徒たちのため講師がそっと摘んで外におかえりいただきました!)











ネット時代にこそ輝く「本質」を伝える数学教材

 インターネットが普及し、あらゆる情報が手に入るようになった現代。しかし、情報が多すぎるゆえに「何が本当に重要なのか」を見失いがちです。そんな時代にこそ、ふさわしい数学教材を紹介させていただきます。

この教材は、ネットで情報が今ほど手に入らなかった時代に、作成者である私が自らの手で一次情報を集め、体系化したものです。 世の中の参考書や問題集を徹底的に分析し、以下の3つの観点から再構築しました。


1. 「最短」で成績を上げるための厳選された問題

多くの参考書には、入試に直結しない、あるいは遠回りな問題も含まれています。この教材では、入試の合否を分ける「知っておくべき問題」「解けると点が取れる問題」と「生徒が質問する割合が多い問題」に焦点を絞り、無駄を徹底的に排除しました。 最短ルートで本質を理解し、得点に直結する力を養うことができます。ただし、生徒の学力によっては大変さをともなうものなので、その部分は了承していただきたい。

2. 生徒の「なぜ?」に寄り添う丁寧な解説

長年、生徒に数学を教えてきた経験から、「どの問題でつまずきやすいか」「どのような疑問を持つか」を熟知しています。この教材は、生徒が必ず質問するであろうポイントがほとんど一緒であるので、その問題をピックアップしています。そして、できるかぎり誰もが理解できるような言葉と視点で丁寧に解説しています。 表面的な解法だけでなく、問題の「なぜそうなるのか」いう本質に迫ることで、確固たる数学的思考力を育みます。

3. 情報の海から見つけ出した「本物の知識」

この教材は、ネット上の情報に頼るのではなく、何冊もの専門書や過去問を深く読み解くことで生まれました。ネット上の断片的な情報とは異なり、数学という科目の全体像を俯瞰しながら、本質的な概念を理解できるように構成されています。 情報が溢れる現代だからこそ、誰かのフィルターを通っていない「本物の知識」に触れることの価値は、計り知れません。


「情報」から「知恵」へ

この教材は、単なる問題集ではありません。 情報が溢れる現代において、本当に必要な知識を見抜き、最短距離で成果を出すための「知恵」が凝縮されています。 この教材を手にしたすべての学習者が、数学の本質的な面白さと、学んだことが結果につながる喜びを体験できるよう、心を込めて作りました。

気になる方は、峠和広に試しにもらってみてください。


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2025年8月27日水曜日

数学の問題、自分で難しくしてない?効率的な計算で差をつけよう!

数学の問題を解いていると、

「なんか途中から計算がごちゃごちゃしてきた…」
なんて感じたこと、ありませんか?

実はそれ、自分で問題を難しくしているかもしれません。

今回は、「シンプルな計算を複雑にしちゃうパターン」と、
もっとラクに、スマートに解く方法を紹介します!


例題

624を計算せよ\frac{\sqrt{6}}{\sqrt{24}} を計算せよ

どうやって解こうとしますか?


❌ よくあるやり方:とりあえず有理化!

まずは分母をなくそう!と考えて…

624=6242424=14424\frac{\sqrt{6}}{\sqrt{24}} = \frac{\sqrt{6} \cdot \sqrt{24}}{\sqrt{24} \cdot \sqrt{24}} = \frac{\sqrt{144}}{24} 144=12だから1224=12

うん、答えは正しい!
…でも、途中で √144 みたいな大きな数が出てきて、ちょっとしんどい。


✅ スマートに解く2つの方法

方法①:ルートの中を先にまとめちゃう!

624=624=14=12\frac{\sqrt{6}}{\sqrt{24}} = \sqrt{\frac{6}{24}} = \sqrt{\frac{1}{4}} = \frac{1}{2}

めちゃくちゃスッキリ!
計算ミスも少なくて、早くてラク!


方法②:ルートを分解して約分!

24=46=46=26\sqrt{24} = \sqrt{4 \cdot 6} = \sqrt{4} \cdot \sqrt{6} = 2\sqrt{6} 626=12\frac{\sqrt{6}}{2\sqrt{6}} = \frac{1}{2}

こっちもOK!
素因数分解や平方数の知識が活きる方法ですね。


📝 まとめ:難しくなる前に、立ち止まってみよう!

もし途中で「うわ、複雑…」ってなったら、
いったん手を止めて考えてみてください。

「これ、もっと簡単にできないかな?」

それだけで、数学の計算はグッとラクになります。


💡 今日のポイント!

  • √の分数は、1つの√にまとめると簡単になる

  • 先に中を約分・整理するとラク

  • 素因数分解で√を簡単に

この3つを覚えておくだけで、計算のスピードも正確さもアップします!


数学って、「難しいことを正しくやる」より、
「簡単にできる方法を見つける」ほうが大事だったりします。

ムダな手間を減らして、数学を得意にしよう!


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2025年8月26日火曜日

🔢数学が苦手な人へ:「精読」がすべての始まりになる

「数学の問題文が読めない」「何を聞かれているかわからない」

そんな悩みを抱えている人は多いと思います。

私自身、数学の問題に取り組むときに大切にしていることがあります。
それは、「ゆっくり精読すること」「一字一句を理解して読むこと」です。


✅なぜ「精読」が重要なのか?

1. たった一語の違いが答えを変える

たとえば、次の2つの表現を比べてみてください。

  • 「3以上」 → 3を含む(≥3)

  • 「3を超える」→ 3を含まない(>3)

このように、ほんの1語の違いが、式の立て方や答えを大きく左右します。
だからこそ、一字一句を大切にする姿勢が不可欠なのです。


2. 数学の問題文は「論理」でできている

数学の文章は、ただの情報の羅列ではありません。
それはまるで「論理的なストーリー」のように、

「Aがある。だからBが成り立つ。よってCを求めよ。」

という流れで構成されています。

この筋道を正しく読み取るには、急いで読むのではなく、丁寧に、文の意味をたどる力(=精読力)が必要になります。


3. 条件の読み落としは致命的

問題文にこう書かれていたとします。

「ただし、xは整数とする。」

この一文を見落としてしまうだけで、正しい答えにたどり着くことはできません
見落としや読み飛ばしを防ぐには、やはり一文一文をしっかり味わうように読むことが大切なのです。


✍️精読を活かす読み方のコツ

▷① 文を区切って読む

長い文は、意味のかたまりごとに区切って読むと理解しやすくなります。

▷② 図や式に書き出す

頭の中だけで処理しようとせず、読んだことを目に見える形にする
図やメモ、表を描きながら読むだけで、整理力が飛躍的に上がります。

▷③ 自分の言葉に言い換える

難しい表現は、自分の言葉で言い換えてみましょう。
「反比例」→「一方が増えるともう一方が減る関係」など、自分なりの理解に変えることで、定着しやすくなります。


⏳スピードより「確実さ」

「精読=遅い読み方」と思うかもしれませんが、最初はそれでいいのです
慣れてくると、自然と読むスピードも速くなり、条件の把握や式の立て方も的確になっていきます。


🎯結論:精読こそが、数学理解の第一歩

問題文を急いで読んで、よくわからないまま式を立てて…という習慣では、いつまでたっても数学は「解けたふり」にしかなりません。

むしろ、読むことそのものが数学の実力を作ります。

「丁寧に読む」「一字一句を理解する」
それができるだけで、数学の世界の見え方が、きっと変わってきます。


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2025年8月25日月曜日

英語の単語、どうやって覚えるのが一番効率いいの?

 「英語の単語、なかなか覚えられない…」って悩んでない? 実は、単語を覚えるのには、効率のいい順番があるんだ。やみくもに単語帳をめくるより、この順番を意識して勉強すると、驚くほどスラスラと頭に入ってくるようになるよ。


理にかなった単語学習の順番

英語の文章は、いくつかのパーツでできているパズルのようなもの。まずは土台となる重要なパーツから組み立てていくのが、一番効率的なんだ。具体的には、この順番を意識してみよう。

1. 動詞(Verb)を制覇する!


文の「骨組み」になるのが動詞。これは「~する」という動きを表す言葉だよ。 例えば、「食べる (eat)」「行く (go)」「作る (make)」など。 動詞を知っていれば、「I eat.(私は食べる)」「I go.(私は行く)」のように、最低限の文を作ることができる。

2. 名詞(Noun)を覚える!


動詞が「動き」なら、名詞は「誰が・何を」というモノや人を表す言葉。 「私 (I)」「リンゴ (apple)」「学校 (school)」などだね。 動詞と名詞を組み合わせれば、「I eat an apple.(私はリンゴを食べる)」「I go to school.(私は学校に行く)」のように、より具体的な文が完成する。

3. 形容詞・副詞(Adjective・Adverb)で色をつける!


動詞と名詞でできた文を、もっと豊かにするのが形容詞副詞

  • 形容詞: 名詞を説明する言葉。「red apple(赤いリンゴ)」「big school(大きな学校)」

  • 副詞: 動詞や形容詞を詳しく説明する言葉。「I eat quickly.(私は素早く食べる)」「He runs fast.(彼は速く走る)」

これらを加えれば、表現の幅がグッと広がるよ。

4. 熟語・構文(Idioms・Phrases)で応用する!


基本的な単語が身についたら、いよいよ熟語構文に挑戦しよう。

  • 熟語: get up(起きる)のように、複数の単語で一つの意味になるもの。

  • 構文: It is important to ~(~することは重要だ)のように、文の決まった型。

これらを覚えることで、よりネイティブらしい自然な表現ができるようになるんだ。

まとめ

この「動詞→名詞→形容詞・副詞→熟語・構文」という順番は、文の「骨組み」から「肉付け」をして「応用」するという、とても論理的な学習法なんだ。ぜひ、この順番を意識して、単語学習に取り組んでみてね!


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2025年8月24日日曜日

現代文が苦手な君へ。読むだけで終わらない「頭に入る」読解法

 「現代文の文章を読んでも、内容が頭に入ってこない」 「気づいたら、ただ目で文字を追っているだけになっている」

そんな悩みを抱えている高校生は多いのではないでしょうか。現代文の勉強は、「とにかくたくさん文章を読めばいい」と思われがちですが、ただ漫然と読むだけでは、なかなか点数に結びつきません。

このページでは、あなたが今日からすぐに実践できる、「頭に入る」現代文の読解法を紹介します。


ステップ1:本文を読む前に、必ず「問題文」を読む

これは、最も重要なステップです。 文章を読む前に、まずすべての設問にざっと目を通しましょう。このとき、選択肢は読まなくても構いません。

なぜなら、「何が問われているか」を事前に把握することで、あなたの読書に目的が生まれるからです。

たとえば、「傍線部Aの理由を述べよ」という設問があれば、本文を読むときに「傍線部A」とその周辺の因果関係(「なぜなら」「〜ので」などの言葉)に注意して読むことができます。 このように、読むべきポイントが明確になるため、文章全体を漫然と読むことから脱却できます。


ステップ2:本文を読みながら、「問い」に答える意識を持つ

問題文を読んだら、いよいよ本文を読み始めます。

このとき、ただ文字を追うのではなく、常に「これは何について書かれているんだろう?」「筆者は何を伝えたいんだろう?」という疑問を自分に投げかけながら読み進めてください。

特に、以下のような重要なキーワードが出てきたら、印をつけながら読みましょう。

  • 逆接の接続詞:「しかし」「だが」「けれども」

  • 結論や要約:「つまり」「したがって」「要するに」

  • 理由や原因:「なぜなら」「〜ので」「〜ため」

これらの言葉の前後には、筆者の主張や重要な情報が隠されていることがほとんどです。


ステップ3:読解の成果を「要約」で確認する

本文を読み終えたら、問題を解く前に「この文章はどんな内容だったか」を、自分の言葉で簡単にまとめてみましょう。

  • 筆者の主張は何か?

  • 筆者はなぜそのように主張しているのか?

  • 文章の構成は?(例:問題提起→具体例→結論)

この「要約」の作業をすることで、自分が本当に本文を理解できているかを確認できます。もし要約が難しければ、それはまだ内容が十分に頭に入っていない証拠です。その場合は、もう一度本文に戻って、自分がどこを理解できていなかったのかをチェックしてみましょう。


まとめ:「なんとなく読む」から「目的を持って読む」へ

現代文の攻略は、「なんとなく読む」という習慣を変えることから始まります。

この記事で紹介した3つのステップを実践することで、あなたはただ文字を追うだけの受動的な読書から、目的を持って能動的に文章を読み解く読書へと変わっていけるはずです。

焦らず、一つずつ試してみてください。


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2025年8月23日土曜日

大学受験ガイド:知っておきたい2025年・2026年の最新動向

 大学入試制度は近年、大きな転換期を迎えており、みなさまに最新情報をおとどけします。

ここでは、2025年度入試2026年度入試の主な変更点と、それに向けた準備のポイントを解説します。

2025年度入試の最大の変更点:新課程入試の開始

今の高校生の多くは、高校で新学習指導要領に基づく教育を受けています。2025年度入試は、この新しい学びに対応した「新課程入試」が初めて実施される年です。特に、大学入学共通テストでは大きな変更があります。

  • 「情報I」が新設 これまでなかった「情報」が、プログラミングやデータサイエンスを含む形で新教科として加わります。多くの大学で共通テストの受験科目として指定される見込みです。

  • 国語の試験時間が延長 これまでの80分から90分に延長され、「実用的な文章」(グラフやデータを含む説明文など)が新たに出題されます。読解力が試されるため、日頃から新聞やニュースに触れる習慣をつけるのも良いでしょう。

  • 数学や地理歴史・公民も再編 数学では「数学Ⅱ・B」が「数学Ⅱ・B・C」に変更され、「数学C」の内容が加わります。また、地理歴史・公民も科目名や出題範囲が変わります。

2026年度入試の大きな変更点:オンライン出願の開始

2026年度入試からは、さらなる変更が予定されています。

  • 共通テストの出願がオンライン化 これまで紙の願書で行われていた大学入学共通テストの出願手続きが、オンライン(Web出願)に移行する予定です。出願期間や手続き方法を早めに確認し、インターネット環境や必要な書類(顔写真データなど)を事前に準備しておく必要があります。

  • 浪人生向けの経過措置が終了 2025年度入試で設けられていた、旧課程履修者(浪人生)向けの経過措置がなくなります。お子さまが万が一浪人することになった場合も、新課程で受験する必要があるため、この点はぜひ頭に入れておいてください。


新たな入試形式の拡大と大学の動き

近年、大学入試は学力テスト一辺倒ではなくなり、多様な評価方法が広まっています。

  • 総合型選抜・学校推薦型選抜の増加 これら「年内入試」と呼ばれる入試形式で合格する受験生が増えています。学力だけでなく、小論文や面接、高校での活動実績(部活動・SSHなど)を総合的に評価するため、お子さまの得意なことや強みを生かせる入試です。

  • 「女子枠」の導入・拡大 理工系学部において、女子学生を増やすための「女子枠」を新設・拡大する大学が相次いでいます。理系分野に興味のある女子学生にとっては、一つの選択肢として検討する価値があります。

  • 情報系学部の人気と新設 AIやデータサイエンス分野への注目から、情報系の学部・学科を新設したり、定員を増やしたりする大学が多数あります。

【保護者の方へのアドバイス】 お子さまの興味や得意なこと、将来の目標について、日頃からじっくり話す時間を設けてみましょう。どんな分野で活躍したいのか、どんな学びをしたいのかを一緒に考えることで、お子さまに合った入試形式や大学が見えてくるかもしれません。

最新情報は常に変動しますので、志望校の募集要項や大学入試センターのウェブサイトを定期的に確認することが何よりも大切です。お子さまと一緒に情報を集め、安心して受験に臨めるようサポートしていきましょう。

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2025年8月22日金曜日

【数学】効果的な学習法:7つのステップで数学を得意にする

 数学の勉強で「何から始めればいいかわからない」「努力しているのに結果が出ない」と感じていませんか?

ここでは、基礎から応用まで着実に力をつけるための7つのステップをご紹介します。


ステップ1:7割理解で先へ進む

教科書の内容を最初から完璧にしようとしないことが大切です。
まずは「一人で答えを出せる」ことを目標に、教科書や参考書を進めましょう。細かい部分にこだわらず、大まかな流れを7割理解できれば十分。完璧主義は挫折の原因になりやすいため、まずは全体像をつかむことを優先します。


ステップ2:まとめノートで知識を整理

単元を学び終えたら、自分だけの「まとめノート」を作成します。
定義・定理・公式を自分の言葉でまとめることで、あいまいな知識が整理されます。単なる書き写しではなく、「なぜこの公式が成り立つのか」を意識して書くと理解が深まります。


ステップ3:問題演習で思考力を鍛える

まとめノートで知識を整理したら、いよいよ問題演習です。
解く際は、「出題者がこの問題で何を練習させたいのか」を考えながら取り組みます。解けなかった問題には印をつけ、後から見直せるようにしておきましょう。


ステップ4:小テストで現状を把握

問題演習が終わったら、自分で小テストを作って挑戦します。
目的は、「できていること」と「できていないこと」を明確にすること。間違えた問題や時間がかかった問題を洗い出し、弱点を可視化します。


ステップ5:弱点克服のための再練習

小テストで見つけた弱点に絞って練習します。
ただ解き直すのではなく、「なぜ間違えたのか」を分析しましょう。計算ミスなのか、公式の使い方が曖昧なのか、原因を特定して対策を立てます。


ステップ6:100点を目指して自信をつける

再練習の後、同じ小テストに再挑戦し、100点を狙います。
一度間違えた問題を完璧に解けるようになると、大きな達成感と自信につながります。この成功体験が、次の学習へのモチベーションになります。


ステップ7:入試問題で実践力を養う

最後に、入試問題に挑戦します。
入試問題は複数単元が絡むため、これまでの知識を総合的に活用する練習になります。解けない問題があれば、それは新しい課題を見つけるチャンス。ステップ2に戻り、知識を整理して解決策を探しましょう。


まとめ

この7つのステップを繰り返すことで、数学の学習は「ただ問題を解く作業」から「論理的に思考し、課題を克服する活動」へと変わります。
ぜひこのサイクルを試し、数学を得意科目に変えてください。


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定期テスト期間始まってます!

 お盆休みも明けて、夏期講習も後半戦です!

中学生はいよいよテスト対策期間に入りました。

朝から塾の駐輪場もいつも以上に自転車が並んでいます。
















まずは定期テストに向けて全力で挑みましょう!

2025年8月21日木曜日

今の中高生の情報処理はどう変わっている?―スマホ世代の学びの特徴と課題―

はじめに

「最近の子は文章を最後まで読まない」「図や絵ばかり見ている」
教育現場や家庭で、こんな声を耳にすることが増えました。
実際、今の中高生の多くは、情報を得る順序や脳の使い方が、スマホ・タブレット世代特有の形に変化しています。
この変化を理解することは、効果的な学習指導のために欠かせません。


1. スマホ世代の情報処理の特徴

(1) 視覚情報ファースト

SNSや動画サイトは、まずサムネイルや画像で興味を引く設計になっています。
文章は補足情報であり、
「絵や動画 → 興味があれば文章」という順序が習慣化されています。
結果として、学習でも図やイラストに先に目がいく傾向が強まっています。

(2) 即時判断の慣れ

TikTokやYouTubeショートなどでは、数秒で「見る/見ない」を判断します。
文章を読んでから考える“遅い処理”は、心理的に面倒に感じやすくなります。

(3) テキストスキップ習慣

ゲームやアプリの説明文を飛ばして進められる経験が、「説明文=読まなくてもいいもの」という感覚を植え付けています。


2. 学習への影響

(1) 条件読み落とし

図や絵だけで解き始めることで、文章中の大事な条件や制約を見逃すミスが増えます。
特に数学や理科の文章題で顕著です。

(2) 読解耐性の低下

長い文章を読みきる集中力が育ちにくくなり、複雑な資料や論理的説明に弱くなります。

(3) 浅い理解で終わるリスク

図から得られる情報は断片的です。文章を通して得られる背景や文脈を飛ばすことで、理解が表面的になります。


3. 指導の方向性

今の中高生には、「図から先に見ない」癖付けが必要です。
そのためには、

  • 問題文を先に読み、条件に線を引く習慣をつける

  • 図なしで文章を読ませ、自分で描かせる練習

  • 「図から先に解くと間違える」体験をあえてさせる

といった方法が有効です。


おわりに

スマホやタブレットは便利ですが、その使い方は学習習慣にも大きく影響します。
文章を読んでから考えるという一見遠回りな方法こそが、正確な理解力と論理的思考力を育てます。
これからの学習指導では、テクニックや解法だけでなく、「情報処理の順序」そのものを意識した指導が求められています。


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【物理が苦手な高校生へ】ひらめき不要!「型」で解く物理の正しい手順

 ハイどうも✋ミスタートーゲです。

「物理ってむずい!」「何から手をつけたらいいのか分からん!」
こんなふうに感じている高校生、多いんじゃないですか?

でも実は、物理の問題って 特別なひらめき で解くものじゃありません。
大切なのは 正しい手順=型 を身につけること。

この型をマスターすれば、どんな問題も落ち着いて攻略できるようになります。


物理を解くための「型」3ステップ

① 問題を図で整理する

まずは問題文を一字一句しっかり読みましょう。
そして状況を図に描き出します。

  • 登場する物体 → 質量は?

  • 働く力 → 重力・垂直抗力・摩擦力・張力…見落としゼロ!

  • 運動の向き → どっちに進んでいるか?

  • 座標軸 → 運動方向に合わせて設定。

ここで大事なのは「先入観を捨てる」こと。
「たぶんこうだろう」と推測せず、問題文に書かれている事実だけ を図にまとめましょう。


② 物理法則を冷静に選択する

図が完成したら、次にこの問題にどの法則を使うかを判断します。

ポイントは 加速度があるかどうか

  • 加速度ゼロ(静止 or 等速直線運動) → 力のつりあい

  • 加速度あり(速さが変化) → 運動方程式 F=ma

さらに、「衝突」「滑らかな斜面」といったキーワードが出たら、
エネルギー保存則や運動量保存則の可能性もチェック!


③ 数学で解き切る

ここまで来たら、あとは立てた式を計算するだけ。

  • 立式:図と法則に基づいて正確に式を作る

  • 計算:代入や連立方程式を解く

もはや「物理的なひらめき」は不要。
ここから先は 完全に数学の作業 です。

計算が終わったら、単位や符号が正しいかを必ず確認しましょう。


まとめ:物理は「分析」と「計算」に分けて考えよう

物理の問題は次の2段階に分けて考えるのが成功のカギです。

  • 物理的分析 → 図示+法則選択(思い込みを捨てる!)

  • 数学的計算 → 式を立てて解く(落ち着いて計算!)

この「型」を何度も練習しておけば、どんな問題にも自信をもって挑めます。

物理はセンスじゃない。手順通りやれば、必ず解けるんです。
さあ今日から、この型を意識して学習してみましょう!


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2025年8月20日水曜日

物理の解法に「ひらめき」はいらない! 正しい手順で必ず解けるようになる

 「物理は難しい」「何をどう考えればいいか分からない」と感じている高校生は多いのではないでしょうか。しかし、物理の問題は「特別なひらめき」で解くものではありません。大切なのは、正しい手順(型)を身につけることです。

この手順をマスターすれば、どんな問題にも自信を持って取り組めるようになります。

1. 問題を図で正確に整理する

まず、問題文を一字一句おろそかにせずに読み、状況を図に描き出しましょう。このとき、先入観や思い込みは一切捨ててください。「きっとこうなるだろう」という推測はせず、問題文に書かれている事実のみを客観的に図にまとめます。

  • 登場する物体:質量はいくらか?

  • はたらく力:重力、垂直抗力、摩擦力、張力など、見落としなくすべて書き込む。

  • 運動の向き:どちらの方向に動いているのか?

  • 座標軸:運動の向きに合わせて、x軸とy軸を適切に設定する。

このステップで、曖昧な点がないようにしておきましょう。


2. 物理法則を冷静に選択する

図が完成したら、次にこの問題に適用できる物理法則を考えます。ここで最も重要な判断基準は、「物体に加速度が生じているか」どうかです。

  • 加速度が0の場合(静止している、または等速直線運動) 物体にはたらく力の合力は0になります。この場合は、「力のつりあいの式」を立てます。

  • 加速度が0ではない場合(速さが変化している) 物体にはたらく力の合力は0ではありません。この場合は、ニュートンの運動方程式)を立てます。

また、力や加速度が直接関わらない問題では、エネルギー保存の法則運動量保存の法則も選択肢に入ります。問題文のキーワード(「滑らかな斜面」「衝突」など)をヒントに、どの法則が最も適しているかを判断しましょう。


3. 立てた式を数学的に解く

ここまでのステップで、ようやく式を立てる準備が整いました。そして、式を立て終わった後は、完全に数学の問題として向き合います。

  1. 立式: ステップ1で描いた図とステップ2で選んだ法則に基づき、正確な式を立てます。

  2. 計算: 立てた式が連立方程式であれば、代入や消去法を使って解いていきます。

このプロセスでは、もはや「物理」の思考は必要ありません。ひたすら正確に計算を進めるだけです。計算が終わったら、答えの単位符号が物理的に正しいかを最後に確認しましょう。


まとめ

物理の問題は、「物理的な分析」「数学的な計算」という2つのステップに分けて考えるのが成功の鍵です。

  1. 物理的分析:図示と物理法則の選択(先入観を捨てる

  2. 数学的計算:式を立て、数学的に解く

この「型」を繰り返し練習することで、どんな問題にも自信を持って取り組めるようになります。ぜひ、今日からこの手順を意識して学習してみてください。


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2025年8月19日火曜日

答えだけを求める学びの落とし穴:中高生が将来「困る」理由

現代の中学生・高校生を見ていると、「いかに早く、正しい答えにたどり着くか」に重点を置き、その過程(プロセス)を軽視する傾向があるように感じます。スマートフォンやインターネットを使えばすぐに答えが見つかる時代において、この傾向は自然な流れかもしれません。しかし、この学習スタイルを続けていると、将来、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。


今は良くても、将来「困る」ワケ

テストで良い点を取り、表面上は「できる子」に見えても、答えだけを追い求める学習には以下のような大きなデメリットが潜んでいます。

  • 学問の深化についていけない 高校や大学に進むと、単に公式を当てはめるだけでなく、物事の本質を理解し、複数の知識を組み合わせて複雑な問題を解決する能力が求められます。中学時代に「なぜそうなるのか」という過程を無視していると、より高度な学問の段階でつまずき、深い学びに対応できなくなります。

  • 応用力・問題解決能力の欠如 実際の社会や仕事の現場には、「正しい答え」が用意されていることはほとんどありません。多くの場合、漠然とした状況の中から「何が問題なのか」を自分で見つけ出し、解決策を考え、実行する力が不可欠です。過程を軽視した学習では、この「問題設定」から「解決」までの一連の思考プロセスが育たないため、いざという時に何もできない、という事態に陥りかねません。

  • 変化への適応力の低下 現代社会は変化のスピードが非常に速く、新しい知識や技術が次々と生まれています。過去の成功体験や丸暗記した知識だけでは、すぐに通用しなくなります。未知の状況に対しても、原理原則に立ち返って考え、柔軟に対応する力が求められますが、答えだけを追う学習では、そうした思考力が身につきません。

  • 主体性の欠如 常に「答え」を探すことに慣れてしまうと、「誰かが正解を教えてくれる」という受け身の姿勢が身につきます。これでは、自分の頭で考え、意見を持ち、行動を起こす主体性が育ちにくくなります。


テストの点数だけでは測れない「真の進歩」

「でも、テストの点数が良ければ問題ないでしょ?」と考える人もいるかもしれません。しかし、テストの点数という結果だけを唯一の評価基準にしている限り、子どもたちは根本的な学習方法を変えようとはせず、本当の意味での進歩は滞ってしまいます。

テストの点数偏重は、以下のような悪循環を生みます。

  • 表面的な理解で満足し、思考が深まらない

  • 短期記憶への依存が進み、知識が定着しない

  • 苦手分野を放置し、基礎的な弱点が克服されない

  • 「知りたい」という内発的動機が育たず、学習意欲が低下する

  • 試行錯誤の機会が失われ、問題解決能力が育たない


テストの点数はあくまで一つの指標に過ぎません。その奥にある、子どもたちの「考える力」「探求する力」「諦めない力」といった、より本質的な力を育む視点が、今こそ求められています。


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