2025年11月25日火曜日

【物理基礎】ミスタートーゲが教える「仕事とエネルギー」完全ガイド

 ハイどうも✋ミスタートーゲです✋

今日のお話は物理基礎の、
「仕事とエネルギー」 を、なるべく噛み砕いて、サラッと読めるようにまとめました。

授業で聞いてもピンとこない人は、この記事で一度リセットしていきましょう。


■ 1. 「仕事」とは、力がどれだけ活躍したかの指標

まず最初に、物理でいう「仕事」は、
アルバイトのシフトの話ではありません。

▼ 仕事の式

W = F × x
(力)×(力の向きに進んだ距離)

ここ、めちゃくちゃ大事です。

生徒がよくやりがちなのは
「進んだ距離」をそのまま計算してしまうこと。

そうじゃない。
“力の向いている方向に、どれだけ進んだか” です。

物理は方向のある世界。
これを理解できると一気にクリアになります。


■ 2. 仕事は「正」「0」「負」で性格が変わる

私が言うのは、

“仕事の符号がわかると、エネルギーの流れが読める”

ということ。

● 仕事が+(正)

力の向きと動く向きが同じ。
→ エネルギーを「渡す」。
→ 物体が元気になる。

● 仕事が0

力と動きが直角。
→ 方向は変えるけど、速さは変えない。
→ エネルギーはそのまま。

向心力はこの典型。

● 仕事が−(負)

力の向きと動きが逆。
→ エネルギーを「奪う」。
→ ブレーキ効果。

摩擦はいつも“良くも悪くも頑張り屋さん”なので、基本的に負の仕事です。


■ 3. 位置エネルギーは「基準点をどこに置くか」で変わる

▼ 位置エネルギー

U = mgh

ここでミスタートーゲが声を大にして言いたいのは、

「高さhは、あなたが決めた基準からの高さ!」

ということ。

“地面からの高さ” と決めてもいいし、
“机の上を基準” と決めてもいい。

でもどこを基準にしても、
エネルギーの変化だけは同じ。

だから物理では「絶対値」より「変化量」が物を言います。


■ 4. 運動エネルギーは「後−前」で考える

▼ 運動エネルギー

K = 1/2 mv²

ここだけはクセにしてほしい。

  • K1:変化する前

  • K2:変化した後

  • ΔK = K2 − K1(後−前)

物理は“変化を見る学問”。

変化前と変化後で式を立てるのが大切!


■ 5. 弾性エネルギーはばねの元気度

ばねを縮めると元気が溜まり、手を離すと「元気を返してくる」わけです。

▼ 弾性エネルギー

Es = 1/2 kx²

xが大きいほど急増します。
2倍に伸ばしたら4倍のエネルギー。
ばねは意外とエネルギー界の“沸点低め”です。(意味がわからなかったらすいませんm(__)m)


■ 6. 最重要!「仕事=エネルギーの変化」

私が物理の本質として一番伝えたい式がこれ。

W = ΔK = K2 − K1

力がした仕事は、
物体の運動エネルギーの増減として現れる。

だから、

  • 正の仕事 → エネルギーが増える

  • 負の仕事 → エネルギーが減る

問題の意味が読めるようになるのはここが理解できてから。


■ 7. ミスタートーゲ式まとめ

✔ 仕事は「力がどれだけ活躍したか」
✔ 正・0・負でエネルギーの流れが読める
✔ 位置エネルギーは基準点の選び方が命
✔ 運動エネルギーは“後−前”
✔ 最後はこれ:W = ΔK


ここまで読んだあなたは、
もう半分以上“物理できる側の人”です。

もっと深めたいなら、
練習問題や、図解教材も作れますので言ってください!

ではまた次回✋



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